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2006年2月 1日 (水)

アロマテラピーの魔法?

アロマファーマコロジーシンポジウム・報告2

【 ナラティブベイスドメディスン(NBM)としてのアロマテラピー 】
    フォレスタエンタープライズ社長 林 伸光 氏

『アロマテラピー』は、1930年代にフランスの化学者モーリス・ガット・フォセによって造語された言葉ですが、現在、日本で一般的に行われている方法は、1961年にフランスで出版された 『生命と若さの秘密』マルグリット・モーリー著 ―― に示された、精油を植物油に希釈してトリートメント(マッサージ)する方法です。

アロマテラピーについて科学的なアプローチをしようと思えば、
当然、エビデンス(証拠)を示さなければなりませんが、医療界におけるエビデンスとは、「客観性」、「論理性」、「再現性」が重要視される確立統計論的なものであって、それが行過ぎると物質的なデータの偏重となってしまいます。

それに対してNBMのN=ナラティブのナラは、物語・ナレーションの意味で、病気を客観視して、確立統計的な処理をするのではなく、クライアント自身の持つ物語 主観 に由来する執着や思考を尊重します。

また、ホリスティックアプローチということで、心と体の統合的なアプローチの大切さが言われますが、いざ実践となると、からだは体、こころは心と別のアプローチになることが多いのです。ところが、アロマテラピーは、嗅覚、手技を通じて感覚に介入できる画期的な方法です。

ある種の筋肉のこわばりが、その人のトラウマを含んでいることがあって、
こわばりを弛緩させることで、感情や思いが開放されることもあります。

かつて伝統的にあった治療に伴う「言葉による励まし=まじない文」、「手による励まし=手当て」、「匂いや香の力=薬草がもつ香り」 これら、急速に忘れ去られていった重要な技法が、アロマテラピーとして、現代なスタイルとして受け入れられているのではないでしょうか。

医薬品とアロマで使われる精油とを比較すれば、それぞれが持つ物質的な力は、格段に医薬品の方が大きいのですが、アロマテラピーの現場では、そこにセラピストが介在することで、小さな力しか持たないはずの精油が非常に大きな力となり得るのです。

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コメント

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投稿: Duol | 2006年2月 2日 (木) 13時15分

林校長のこのお話、仙台のAEAJ地区セミナーと同じタイトルだから内容も同じだったのでしょうか?

やはり、最終的に“人を癒すのは人”なんだと思いました。
精油の身体や心に対する効果を上手に利用するのも、その人次第ですものね。
薬剤師としての仕事もそうですが、ホスピタリティーを大切に、人と接していきたいです。

投稿: jasmine | 2006年2月 3日 (金) 09時51分

jasmineさん
私はライブラの卒業生なので、授業の中でも聞いたことのあるお話でした。
実は、セラピストコースも受講して、現在ディプロマが届くのを待っているところです。
(カルテ審査の段階です。たぶん合格すると思うのですが?)

授業では、聴く力を大切に訓練するのですよね。
私にとっては復習のような面もあったのですが、林先生の言葉は奥行きが深くて
理科系の単直な頭でまとめてしまって、ゴメンナサイなところもあるかな?
もし、直接お話を聴ける機会があれば、しっかり味わって下さい。

それと、一人一人の物語を大切にするというのは、
漢方も同じで、それがオーダーメイド医療と言われるゆえんですね。

投稿: 吉岡@管理人 | 2006年2月 3日 (金) 15時14分

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